大學(xué)生の就職情勢はまだまだ楽観が許されない狀況だが、就職後の定著率の低さを嘆く企業(yè)の人事?lián)?dāng)者も多い。若き新入社員は頻繁に転職しているのが現(xiàn)狀だ。

人材コンサルタントの麥可思（MyCOS）が発表した「2010年大學(xué)生就業(yè)報告」によると2009年に大學(xué)學(xué)部を卒業(yè)した人の、半年以內(nèi)の離職率は最高33％に達(dá)した。2006年卒業(yè)生の3年間の転職回數(shù)は平均1.9回、一人がほぼ2回、職場を変えたことになる。このうち、自己都合による退社が88％を占めた。北京市が企業(yè)96社の人事部を?qū)澫螭藢g施した調(diào)査によると、大學(xué)卒業(yè)生が初めて就業(yè)して3年以內(nèi)に自己都合で退職する割合は70％に達(dá)した。

「2010年大學(xué)生就業(yè)報告」によると、彼らが転職するのは、「金銭的理由」だけではない。自己都合による退職の原因は、「今後、自分が成長する見込みが薄い（31％）」がトップ、次に「給與?福利厚生など待遇が低い（25％）」、第3位は「違う職業(yè)?業(yè)界の仕事がしたい（13％）」と続いた。

國連教育文化機(jī)関（ユネスコ）の「ユネスコ?チェア（産學(xué)提攜プログラム）」代表を務(wù)める北京交通大學(xué)の査建中教授は、「若い人がいとも簡単に転職するため、企業(yè)の従業(yè)員組織體制が不安定になり、企業(yè)の長期的発展ひいては社會全體の経済発展にも不利益が及ぶ」との見方を示している。

査教授によると、若い人の転職がこれほど頻繁に行われる重要な原因のひとつに、大學(xué)専門教育における産學(xué)提攜の弱體化が挙げられるという。同教授は続けて、「まず、今どきの學(xué)生は、在學(xué)中に社會に接するチャンスが極めて少なく、卒業(yè)後の職場環(huán)境に対してほとんど理解がない。また、企業(yè)は學(xué)生の表面的な事項（書類に書かれた內(nèi)容や試験成績)を把握しているだけで、本人の能力や素養(yǎng)に関してほとんど何も知らない」と指摘した。

「人民網(wǎng)日本語版」2010年７月29日