中國男子バレーボール選手のスーパーファンである長場美香さん(左)と長場里香さん
2011男子バレーボールワールドカップ開催から今まで、中國男子バレーボールチームはまだ一勝もしていない。だが、この悪い成績も選手たちの日本人女性ファンのイメージを損うことはない。開催期間3日間、ずっと長場美香さんと長場里香さんは鹿児島體育館にいた。この日本人雙子姉妹は、有名な中國男子バレーボール選手のスーパーファンで、ごひいきの選手がいる中國と東南アジアの試合を観戦し、中日両國の試合には和服をわざわざ著て中國チームの応援をした。日本人女性ファンが中國男子バレーボール選手のファンになるのは、実は新奇なことではない。以下の事例が中國男子バレーボール選手の魅力を証明している。
中國男子バレーボール選手が日本で人気を集めているのは、これまでも伝統がある。1980年代、汪嘉偉がリーダだった中國男子バレーボールチームは日本人女性ファンの絶大な支持を受け、かつて日本人ファンが汪嘉偉を一目見るだけのために、ホテルのワンフロアを貸しきったことがあるほどだ。
沈瓊は最近の中國男子バレーチームのスター選手で、彼の試合の様子は多くの女性ファンの注目を引きつけている。毎回、日本での試合のたびに、女性ファンから彼へ様々なプレゼントが集まる。巨大な日本ファンのグループの中に、北海道から來ている藤田恵子と言う女性でいる。彼女は専門的なファンになり、北海道から上海まで現場で沈瓊を応援し、いつも沈瓊に北海道の一番有名なお菓子「白い戀人」を持ってくる。
2009男子バレーボールアジア選手権大會はマニラで開催された。そこでも中國メディアはこの2人の日本人雙子姉妹ファンをみつけた。彼女たちは和服を著てきれいにお化粧し、大聲で中國男子バレーボールチームを応援していた。取材を受けた時、彼女たちは少しも飾ることなく中國バレーチームを応援しているといった。「和服を著るのは、私たちは日本人だからですが、主に中國チームの応援のためにここに來ました。中國チームの選手は優しくて、試合の様子も美しいし男らしいです。」といっていた。
今回のワールドカップでも、中國チームの鹿児島での3回の試合にも2人はまた応援に來ており、注目を集めていた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年11月24日