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日本 津波生存者 福島原発の爆発音を耳にした

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タグ: 東日本大震災(zāi),津波

発信時(shí)間: 2012-03-06 11:23:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

寫真:2011年6月18日、日本宮城県で行なわれた東日本大震災(zāi)の地震?津波による犠牲者の追悼式典。3月11日の東日本大震災(zāi)から100日目。

香港『文匯報(bào)』3月5日付の記事によると、昨年3月11日に発生した東日本大震災(zāi)から、間もなく1年を迎えようとしている日本で、家族を失った悲しみを抱えながら生きている人々はただ穏やかな生活を取り戻すことを望んでいるという。震災(zāi)後、海に流されたところを救助された被災(zāi)者は、當(dāng)時(shí)の様子について「この耳で福島原発の爆発音を聞いた」と語(yǔ)っている。

今年61歳になる新川広光さんは、東日本大震災(zāi)の津波で家ごと海に流された。屋根にしがみ付いて43時(shí)間漂流した後にようやく救助され、九死に一生を得た新川さんは、初めて救助された津波漂流者だった。1年近くが経ち、新川さんは福島県南相馬市にある自宅へ戻った。奧さんを亡くした辛さを抱えながら、今後はただ穏やかな生活を送りたいと願(yuàn)っている。

地震當(dāng)日、新川さんと妻の由布子さんは自宅に戻り、急いで家財(cái)?shù)谰撙颏蓼趣幛皮い克⒓奔い艘uってきた津波に飲まれ、逃げる間もなく自宅2階に一時(shí)避難したという。しかし、その後目の前が急に真っ暗になり、水の中で何も見(jiàn)えず、水面へ向かってもがく事しかできなかった。

ようやく流れて來(lái)た屋根にしがみ付いた新川さんは、妻の姿がないことに気付いた。一晩中海を漂流し、翌朝、6機(jī)のヘリが現(xiàn)場(chǎng)で捜索活動(dòng)を行なっていたが、発見(jiàn)されなかったという。

妻の事を思いながら漂流していた新川さんは、流れてきたマンガと蛍光ペンを取り、妻の誕生日などの情報(bào)や「妻?由布子、同様に津波で遭難、12日広光ここに記す」などと書き、空き瓶に入れて流し、妻が発見(jiàn)されることを願(yuàn)った。

そして、地震から2日目の13日朝、食物も水もない狀況で空腹に苦しんでいた新川さんは、福島第1原発の爆発音を耳にし、濃い煙が立ち?xí)Nるのを見(jiàn)たという。そして、自衛(wèi)隊(duì)のイージス艦が通り過(guò)ぎるのを見(jiàn)かけ、手製の赤い旗を振り、ようやく救助されたのだった。

大災(zāi)害の狀況下で、新川さんは、妻の由布子さんを亡くした悲しみを取りあえずは心の片隅に追いやり、復(fù)興活動(dòng)に盡力するしかなかった。昨年8月、娘の住む川崎市に引っ越した新川さんは、日々、津波の経験と自分の想いを記録し始めた。東日本大震災(zāi)から1年の祈禱イベントに參加するため、新川さんは南相馬市に戻った。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2012年3月6日

 

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