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「北京市には現(xiàn)在300萬臺以上の車がある。路上での時(shí)間を各臺1日10分間節(jié)約できるとすると、1日で計(jì)70年分の時(shí)間を節(jié)約している計(jì)算になる。これは人間1人分の壽命に相當(dāng)する」――。北京市交通情報(bào)センターの王剛主任はこのように述べ、インテリジェント交通システムの採用により、北京は毎日「1人分の壽命」を節(jié)約していると主張した。新華社のウェブサイト「新華網(wǎng)」が伝えた。
北京市は、道路狀況と交通條件が同じことを前提に、最も速く、最もスムーズな道順を選び、時(shí)間とエネルギー消費(fèi)を節(jié)約する方法を、重要課題の1つとして長年研究してきた。北京市交通情報(bào)センターと北京航空航天大學(xué)は06年4月に「北京流動自動車動態(tài)交通情報(bào)収集処理システム」を開発。中國で初めて、インターネットによる全道路網(wǎng)のリアルタイム道路情報(bào)サービスを開始した。08年4月に北京市は中國が獨(dú)自開発した初のカーナビを発表。オリンピック期間には、このカーナビがボランティアの車、非登録メディアの車、新エネルギー自動車といったオリンピック用車に搭載される。
王主任によると、このカーナビは道順案內(nèi)に加え、渋滯情報(bào)をリアルタイムに表示するほか、渋滯に巻き込まれない最良の道を案內(nèi)することができる。これによって移動時(shí)間やガソリンを節(jié)約し、排気ガスを減らすことができるわけだ。王主任は「北京市の車の40％にカーナビが設(shè)置されれば、移動時(shí)間を16％節(jié)約し、二酸化炭素排出量を27％削減することができる」と指摘する。
北京市民は北京交通網(wǎng)（www.bjjtw.gov.cn）に登録すれば、「交通眼」サービスを利用して全道路網(wǎng)の狀況を確認(rèn)し、最良の道を選ぶことができる。
このほか、北京市交通情報(bào)センターは中國移動と提攜し、攜帯電話からショートメッセージを送る、ネットに接続する、または12580に電話することで、必要な道路情報(bào)をリアルタイムに得られるサービス「ハンディ交通案內(nèi)」も提供している。
「人民網(wǎng)日本語版」2008年8月5日 |
