フェルプスは史上最多となる1大會8冠を達成後、今後は自分の運動能力に挑戦するため、その他の種目も試してみたいとの意欲を示した。これに対し、「平泳ぎ王」の異名を持つ日本の北島康介は、フェルプスには平泳ぎは遠慮してもらいたいと笑いながら語った。中央電視臺(CCTV)が伝えた。
北島は17日、フェルプスと平泳ぎで競爭するのはあまり気が進まないと冗談めかして語った。北島によると、フェルプスが競泳の世界で上げた成果は言葉では表すことのできないほどのもの。その実力は、1大會で8つの金メダルを獲得したことで世界に知れわたった。北島は、フェルプスを尊敬し、その偉業達成を喜んでいるという。
北島康介もまた、平泳ぎでかつてない成果を上げた。平泳ぎの100mと200mの両方で五輪大會2連覇を達成。平泳ぎでの金メダル4枚獲得は北島が初めて。さらに世界記録を何度も更新しており、まさに「平泳ぎ王」の名に値する実力の持ち主だ。北島は、勝利の秘訣(ひけつ)について、五輪大會が自分にとって全てだと考えていたことだと語った。今大會を非常に重視し、金メダル獲得を心に誓っていた北島は、その夢をついに果たした。
「人民網日本語版」2008年8月18日 |