外交部の秦剛報道官は11日の記者會見で、「10日ごろ、海外で発生したチベット獨立分子による中國海外駐在外交機関への突入は、チベット獨立勢力の分裂の陰謀と暴力使用を改めて暴露した」と述べた。
質問に答えた際、秦剛報道官は、「世界で、チベット亡命政府を承認する國はないばかりでなく、チベット獨立を認める國もない。多くの國はチベット獨立勢力がその國土を利用して反中國活動を行うことに反対している。中國はこれを高く評価する。國と國の関係は國際関係の重要な準則を遵守しなければならない。つまり、互いに主権と領土保全を尊重するべきだ。國際法、『ウイーン外交関係條約』、『ウィーン領事関係條約』などに基づき、駐在國はその國に駐在する外國の外交機関の職員の生命の安全と財産の保全が侵犯されないよう確保する義務がある。これは國家関係の準則であり、國際常識でもある」と強調した。
?中國國際放送局 日本語部?より2010年3月12日