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楊潔チ外交部長が振り返る、09年の中國外交 |
発信時間: 2009-12-14 | チャイナネット |
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楊潔チ外交部長はこのほど、人民日報の取材で2009年の中國外交を振り返った。 ----2009年も間もなく終わろうとしている。この1年を振り返ると、引き続き國際情勢に複雑で深い変化が生じ、國際関係や國際構造は大変革?大調整を経験した。今年の國際情勢の特徴をどのように捉えているか。 今年は21世紀に入って以來、國際情勢に最も複雑で深い変化の生じた年だった。「危機の年」、「変革の年」だ。昨年発生した世界金融危機により、世界経済は深刻な衰退に陥った。世界各國は揃って大規模な経済刺激策を講じ、効果を上げ始めているが、世界経済好転の基盤は決して磐石ではなく、依然多くの不確定要素がある。また、今回の世界金融危機の影響は経済?金融の範疇をはるかに超え、國際パワーバランス、國際構造の変化、そして大國関係にも長期的かつ深いレベルの影響を及ぼしている。主に4つの特徴がある。 (1)新興大國の臺頭が、現代世界の最も重要な発展の趨勢の1つとなり、世界の多極化への展望がさらに明るくなった。 (2)國際経済金融システム改革に突破口が開かれ、國際経済システムの転換期に入った。 (3)各大國は內外政策の調整に一段と力を入れた。これは大國関係の発展?変遷に影響を及ぼしている。 (4)グローバルな問題がさらに際立ち、多國間外交が日に日に活発化している。 ----中國外交は今年、目覚ましい成果を上げ、中國の國際的地位?影響力は引き続き高まっている。今年の中國外交の主な特色を概括し、紹介していただきたい。 今年の外交活動は、金融危機対策を主線とし、多國間首脳會議を重要な舞臺とし、外交理論と実踐?革新を新たな動力とし、國別?分野外交の統合的計畫に力を入れ、各外交活動において新しい重要な進展を得た、と概括できる。 ----2010年の中國外交の展望をうかがいたい。 2010年は世界経済の回復や國際システムの改革にとっても、わが國の課題である「安定維持、発展促進」にとっても、正念場の年となる。國際情勢は全體的に安定を維持する見込みだが、新たな問題や挑戦も依然突出しているだろう。來年の外交活動は非常に忙しく大変なものとなる。私たちは來年、多國間首脳會議のピークを迎える。國連総會ハイレベル會議、G20サミット、世界核安全サミット、BRICs首脳會議などが予定される。私たちは各首脳會議への取り組みを成し遂げる。また、國際経済金融協力に積極的に參與し、保護主義に斷固反対し、世界経済の回復基調を維持し、わが國內の発展に有利な外部環境を創出する。各大國との関係を深め、周辺國との善隣友好を打ち固め、発展途上國との包括的協力を引き上げる。気候変動、エネルギー安全、テロ対策分野でグローバルな協力を強化し、朝鮮やイランの核など重要問題の解決を促し、総體的に平和で安定した國際環境を維持する。國家の主権と安全を斷固守り、海外での利益を守る力を強化する。 「人民網日本語版」2009年12月14日 |
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