農(nóng)民が見(jiàn)た2010中央１號(hào)文書(shū)
タグ： 建材下郷 財(cái)政投入不足 都市住民になりたい
北京週報(bào)誌記者 蘭辛珍
山西省嵐県の農(nóng)民の劉利民さんは2010年中央1號(hào)文書(shū)の內(nèi)容を熟知している。記者はこれを意外に感じた。
「われわれはあなたたちよりもっと1號(hào)文書(shū)に関心を寄せている。文書(shū)はわれわれの利益に関わるからだ」と劉さんは記者に言う。
中央１號(hào)文書(shū)は「三農(nóng)」（農(nóng)業(yè)、農(nóng)村、農(nóng)民）問(wèn)題を焦點(diǎn)にしている。これは中國(guó)の多くの農(nóng)民に知られていることだ。「われわれが1號(hào)文書(shū)を知るルートは2つあり、1つはテレビの報(bào)道で、もう1つは村で行われた共産黨員の學(xué)習(xí)會(huì)だ」。劉さんは言う。
テレビが普及した中國(guó)の農(nóng)村部では、衛(wèi)星受信器を通じて中國(guó)大陸部のテレビ局?jǐn)?shù)十局のテレビ放送が視聴でき、一部の地區(qū)で香港の「鳳凰衛(wèi)視（フェニックステレビ）」も視聴できる。テレビは中國(guó)の農(nóng)民が外界の情報(bào)を知るための主な手段となった。
農(nóng)民が村の共産黨員學(xué)習(xí)會(huì)を通じて政策を?qū)W習(xí)し、理解することは中國(guó)特有のものだろう。共産黨員には學(xué)習(xí)の規(guī)定があり、1號(hào)文書(shū)は農(nóng)村の末端黨組織が學(xué)習(xí)する內(nèi)容だ。學(xué)習(xí)會(huì)に參加した黨員は村民と世間話(huà)をしたときに政策の內(nèi)容を村民に伝達(dá)し、村民も政策を支持するか、それに反対するかを直接言うことができる。
「2010年中央1號(hào)文書(shū)をどう見(jiàn)るのか」と聞いたところ、「われわれはもちろん歓迎する。中央はわれわれをこれほどまでにサポートしてくれて、受益者はわれわれだ。このような政策は多ければ多いほどいい」と劉さんは答えた。
「建材下郷」に期待
「今年の1號(hào)文書(shū)について、私が最も関心を寄せているのは、農(nóng)民が自宅の建設(shè)において政府からの補(bǔ)助金を受けられることだ」と劉利民さんは言う。
劉さんの家はあまり古くはなく、8年前に建てられたものだが、臺(tái)所が寢室、客間と隣接しているため、部屋の間取りが合理的ではない。「マイホームを建てた當(dāng)初、部屋の機(jī)能によって間取りを配置することまで考えていなかった。でも現(xiàn)在は、住まいを建てるには都市のように部屋の配置に工夫を凝らす必要があるから、この機(jī)會(huì)にマイホームを改築しようとしているところだ」。
昨年、中國(guó)では「自動(dòng)車(chē)下郷」、「オートバイ下郷」、「家電下郷」（農(nóng)村部で交通手段や家電の普及率上昇を促進(jìn)するために、指定された交通手段や家電機(jī)種について補(bǔ)助金を出すという政策）が実行された。多くの農(nóng)民が政策を利用して自動(dòng)車(chē)、オートバイ、冷蔵庫(kù)、テレビ、パソコンを買(mǎi)ったり、買(mǎi)い替えたりしたため、パソコンの農(nóng)村部における販売成長(zhǎng)はその他の家電を上回り、ブロードバンド利用者も徐々に増えてきた。國(guó)の支農(nóng)恵農(nóng)（農(nóng)業(yè)をサポートし、農(nóng)民に実益をもたらす）政策のおかげで、昨年、農(nóng)村部の消費(fèi)の伸び率は初めて都市部を超えた。國(guó)家統(tǒng)計(jì)局のデータが示しているように、昨年、全國(guó)の県および県クラス以下地區(qū)の消費(fèi)財(cái)小売額の伸び率は都市部より0.2ポイント高かった。
「自動(dòng)車(chē)下郷」、「オートバイ下郷」、「家電下郷」政策に次いで、中央1號(hào)文書(shū)は農(nóng)民の住宅建設(shè)への支援を內(nèi)需拡大の重要な措置とし、有効な措置をとって「建材下郷」（農(nóng)村部での建材購(gòu)入に補(bǔ)助金を支給する新たな政策）を推進(jìn)し、條件を備えた地區(qū)がさまざまな形で農(nóng)民の合法的な住宅建設(shè)を援助することを奨勵(lì)すると提言した。
「建材下郷」の推進(jìn)について、財(cái)政部、住宅都市農(nóng)村建設(shè)部、商務(wù)部は「家電下郷」のネットワークを利用するか、それとも住宅都市農(nóng)村建設(shè)部が行っている危険住宅改造のテストケースと結(jié)び付けるかを相談中で、まだ具體的な実行案を出していない。
「多くの人が一生貯えてきたお金を使って家を建てるのだ。建材購(gòu)入に補(bǔ)助金を支給することはわれわれの負(fù)擔(dān)を軽減できる」、と劉さんは同方案の早急な実施に期待を抱いている。
中國(guó)社會(huì)科學(xué)院農(nóng)村発展研究所の李國(guó)祥副主任は、「『建材下郷』は農(nóng)民の住宅建設(shè)の負(fù)擔(dān)を軽減できるだけでなく、農(nóng)村消費(fèi)の新しい成長(zhǎng)點(diǎn)でもある。農(nóng)村住宅の改善であろうと危険住宅の改造であろうと大量の建材を必要とし、消費(fèi)を刺激する空間も大きく、民生の改善にも有利だ」とし、「農(nóng)村部における潛在的住宅消費(fèi)が活性化されれば、その成長(zhǎng)率は都市とほぼ同じで、少なくとも10年ほど続くことになるだろう」と指摘している。
李副主任は農(nóng)村の建材市場(chǎng)を早めに育成し、「建材下郷」を推進(jìn)し、偽造かつ粗悪な建材を防止し、今後の住宅品質(zhì)に後難を殘さないことを望んでいる。
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