米軍の空母
年配の人と比べると、若い人たちの中國に対する関心はやや異なる。若い人たちは中華料理をより好み、テレビなどを通して「裕福な中國人が大金を抱えて日本に観光に來ている」ということを知っており、話しぶりから羨んでいる様子だ。また米軍基地について、市にとって不都合だと語る人は少なく、米軍艦の威力に感心している人が多い。
夕暮れ時に、軍港が見えるヴェルニー公園で軍艦を眺める元海上自衛隊の士官を目にした。彼は軍艦を指し、「日本の海上自衛隊にはもっと多くの大きな軍艦が必要だ。日本の海上防衛はまだまだ足りない。中國も大きな軍艦を造っているようだが、中國はすごい、怖い」と話した。
また米韓の黃海での共同軍事演習について、「それは必要なこと。朝鮮にとっても中國にとっても、黃海で緊迫した狀態を作ることは悪いことではない。そうしてこそ関連國はいかに戦爭を防ぐか考えつくことができる。米軍の存在も必要である。周辺に対する一種の抑制力となる」と語った。記者が「誰に対する抑制力か」と問うと、笑うだけで答えは返ってこなかった。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年7月12日