12月7日、延坪島海域をパトロールする韓國海軍の巡視船。
韓國軍による海上射撃演習は14日、2日目に入った。韓國軍はこれまで、射撃訓練は定例的なもので、「特別なものではない」と何度も表明しているが、朝鮮側は「情勢に対応するため、朝鮮はすでに全面戦爭を迎える準備を整えた」としている。新華網が伝えた。
実は、韓國はこれまで朝鮮を言い訳に、絶えず軍事能力を高めてきた。特に「延坪島砲撃事件」以降、韓國は海兵隊の拡張計畫、國外からの最新レーダー購入、延坪島を含む西海五島への軍事要塞建設など、軍事力強化の歩みを速めてきた。このほか、共同で朝鮮に対応するという名目の下、韓米軍事同盟も強化され、今年だけでも韓米の軍事演習は最高記録の5回に達した。
天安事件と延坪島砲撃事件後の敏感な時期に、韓國は西部、東部、南部海域の27カ所で射撃訓練を行っている。これは、すでに緊迫した北東アジア情勢に更なる緊張を與えることとなった。もし韓國が心から平和と安定を望んでいるならば、武器を振り回し、緊張したムードを生み出すのではなく、やはり協議の機に戻るべきだ。
「人民網日本語版」2010年12月15日