◇“ステルス爆撃機”で中國に対抗
非盟友の地位は中國にとっても一種の安心感を與える。中國はワシントンがアジアに構築するといういわゆる「ハブ? スポークスシステム」に不満を抱いている。
さらに重要なことに、シンガポールの準盟友モデルが現在アジア地域に広がっているのだ。
近年、アジア諸國は米軍のアジアにおける有力な軍事的存在を維持し、中國の軍事力拡大に対抗する必要性を訴えている。本質的には、米國と準盟友となる?戦略パートナー?関係は中國に対抗する連盟だが、?盟友?という問題になりやすい正式名稱を使うのはあえて避けている。
中國のアジアにおける覇権追求をすでに斷定したというより、米國と非公式な軍事関係を結ぶことでアジア諸國は中國の軍事力発展を食い止めようとしている。
結局、アジア諸國が米國と軍事関係を発展させるために取っている秘密の行動は根本的には?ステルス爆撃機?のようなものだ。レーダーに探知されないが、確実な威力を備えている。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年7月5日