■四川大地震の「1対1ペアリング支援」を參考にする
――3年前、中國(guó)四川省の汶川で大地震が起きました。3年努力したことで、汶川は生まれ変わりました。知事が記者クラブで説明した「宮城県震災(zāi)後の復(fù)興計(jì)畫」は、10年の時(shí)間が必要だと指摘しています。どうして、このように長(zhǎng)い時(shí)間の復(fù)興計(jì)畫を策定しなければならないのでしょう。汶川大地震の復(fù)興から何が參考にできると思いますか。
今回の大地震の後、沿海部は津波の襲撃で家屋は倒壊し、大量のがれきや廃棄物が発生しました。日本では、こうしたごみを処分する場(chǎng)合は分類して再利用する必要があります。ですから、単にこれらを整理するだけでも、非常に長(zhǎng)い時(shí)間がかかるのです。およそ3年はかかるでしょう。また大地震発生後、沿海部では至るところで地盤沈下現(xiàn)象が起き、1メートル余りも沈下してしまった。すべてを原狀回復(fù)するには、相當(dāng)長(zhǎng)い時(shí)間が必要です。こうした作業(yè)が終わって初めて、私たちが言う、「種をまく」復(fù)興の段階を迎え、ここでは4年かかると予想しています。そして、ようやく発展の段階に入り、3年の時(shí)間を見(jiàn)込んでいます。このように、震災(zāi)後の復(fù)興には10年かかると予測(cè)しています。
中國(guó)汶川大地震の被災(zāi)者救済の経験を參考にする問(wèn)題について言えば、最も參考に値するのは、中國(guó)各地の地震被災(zāi)地に対する「1対1のペアリング支援」の方法だと思っています。私が理解しているところでは、大地震の発生後、多くの省や直轄市が被災(zāi)地に対して1対1の支援を?qū)g施しており、政府はおよそ11兆元という巨額の資金を投入、その90%は3年で効果を上げたと聞いています。つまり、中國(guó)が必要な財(cái)源をすぐに集めて被災(zāi)地の復(fù)興に充てたことは、日本にとって非常に參考になります。こうした救済は、被災(zāi)者はすぐに肌で感じ、自身の被災(zāi)地の復(fù)興?再建の作業(yè)を自ら目にすることができるので、生活に対する勇気が出てきます。中國(guó)の救済方法は非常に優(yōu)れており、參考にするに値すると思っています。
■中國(guó)民間資本の宮城への投資を歓迎する