中國広東省の中山市と日本の長崎市が9月30日、長崎市庁舎で、友好協力覚書に調印した。長崎市の田上富久市長、李文亮在長崎総領事、中山市政治協商會議(政治助言機関)の李武彪副主席が調印式に出席した。
田上市長は調印式で次のようにあいさつした。広東省の中山市は中國の偉大な革命の先達、孫文の古里で、長崎市は孫文の革命事業に多額の支援を提供した梅屋莊吉が生まれたところである。孫文と梅屋莊吉の友情は、中日両國の近代史における美談として伝えられている。今年は辛亥革命100周年にあたり、長崎市は期間半年の「孫文?梅屋莊吉と長崎」展を開催しているところだ。このような時期に中山市と長崎市が友好協力覚書を調印することは、非常に大きな意味を持っている。両市が経済、科學技術、教育、文化分野の交流を強化することによって、両市市民の友情を深め、中日友好のために貢獻することを望んでいる。
李副主席は中山市の陳茂輝市長のあいさつを代読し、中山市が10月9日に開催する辛亥革命100周年記念イベント兼第1回孫文文化フェスティバルへの田上市長の出席を招請した。
?新華網日本語?より 2011年10月1日