このようなパートナーシップは中國とアフリカの雙方に利益をもたらした。中國はアフリカの必要とする投資、管理、技術(shù)、育成、援助、安価で品質(zhì)の良い商品を提供し、現(xiàn)地住民のインフラや生活條件の改善を支援?，F(xiàn)地の持続可能な開発の実現(xiàn)への助力をますます重視して、彼らの経済と生活を新たな段階へ押し上げ、人権への関心と促進(jìn)を真に具體化した。まさにエチオピアのメレス首相が指摘したように、中國とのウィンウィンのパートナーシップはアフリカの復(fù)興が始まった原因の1つなのだ。

このようなパートナーシップでは強(qiáng)要も、強(qiáng)制的売買も、主客転倒も、無闇な口出しや指図もない。中國はアフリカ諸國の內(nèi)政に干渉しないし、政治制度や価値観を基にアフリカ諸國を様々な等級に分けることもしない。どのようなパートナーシップが最もアフリカに適しているかは、アフリカ諸國自身が基準(zhǔn)を持っているはずだ。米國のアフリカに対する政策目標(biāo)や重視の程度は歴代政権で揺れ動き続けている。冷戦時はソ連との戦略爭いのためだけであり、冷戦終結(jié)後はアフリカの一部の國で「民主化」の処方箋を亂発して政治的動揺を招いた。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は就任早々、アフリカとの新たなパートナーシップの発展を約束し、新たな対アフリカ戦略を打ち出した。だが今回のクリントン長官のアフリカ歴訪を見ると、米國は「民主主義」の旗印を掲げて、対アフリカ外交で道徳的優(yōu)位に立つことを企てているが、アフリカにもたらす手の屆く実際の利益は決して多くない。米側(cè)は依然、アフリカ諸國を上から見下ろす姿勢をとっており、対等なパートナーと真に見なしてはいない。

アフリカで中國と「ゼロサムゲーム」をする気は中國にはない。アフリカは巨大な潛在的発展力を持ち、対外交流?協(xié)力の余地も同様に十分に大きい。中國は引き続き相互尊重、対等な付き合い、互恵互利、共同発展の原則を堅持し、アフリカとの新しいタイプの戦略的パートナーシップを発展させる。こうした原則こそ、真のパートナーシップのあるべき姿である。中國?アフリカ関係の発展はすでに「追い越し車線」に入った。そしてその「交通規(guī)則」がこうした原則なのである。米國が追いかけてくることを非難する理由はない。だが「追い越そう」とする時に、こうした「交通規(guī)則」に違反すべきではない。

この観點に立つと、アフリカの「真のパートナー」になるとの米國の主張には疑念が生じる。

「人民網(wǎng)日本語版」2012年8月14日