中國が現(xiàn)在やるべきことは、戦略的な平常心を維持し、安倍政権の二転三転する中國への掛け聲を無視することだ。我々は日本を冷遇し、見て見ぬふりをし、より大きなアジア太平洋戦略の構(gòu)築、中國の內(nèi)政建設(shè)に力を注ぐべきだ。

安倍政権はより極端な政治的挑発行為を講じる可能性があり、安倍首相本人の靖國神社參拝もありうる。それならば中日の対立をさらにエスカレートさせればよく、それを回避するため安倍首相をなだめる必要はない。

中日両國の現(xiàn)在の関係は、「冷たい対立」の狀態(tài)に突入している。我々がこの新たな概念を用いるのは、中日の対立がすでに正常な國の関係を打破しているが、「冷戦」ほど深刻な狀態(tài)には至っていないためだ。

中日には大規(guī)模な経済?貿(mào)易交流があり、冷戦突入には至らず、ましてや熱戦に拡大される可能性は低い。しかし両國が、友好ムードに包まれた正常な國家関係を取り戻すのは、すでに困難なことだ。中日間の歴史的に何度も磨きをかけられた精神的対立、さらには敵視がすでに呼び覚まされている。両國はそれぞれの情緒を克服する外部環(huán)境を持たず、內(nèi)部の限度力も不足している。ゆえに両國関係が「冷たい対立」の狀態(tài)で安定すれば、北東アジア情勢の不幸中の幸いと言える。

現(xiàn)段階で中日友好を語るのは欺瞞であり、中日の外交が共に守るべきベースライン（平和）をかき亂すばかりだ。期待値を徹底的に引き下げ、「冷たい対立」を両國の受け入れられる狀態(tài)にし、両國の利益の新たな出発點にすることは、両國にとって悪いこととは限らない。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2013年7月24日