年に1度の省級地方両會が相次いで開催されている。全國31省(直轄市、自治區。以下同)のうち安徽省、海南省、湖南省が春節(舊正月。今年は1月31日)後に開催するほか、昨日までに13省ですでに閉幕し、15省で開催中だ。昨年末に「八項規定」が打ち出されて以來、2回目の地方両會だ。厳しい規則の下、會期の短縮、花を飾らない、送迎を用意しないなどの規定がしっかりと実行されている。この他、灰皿を置かない、出稼ぎ労働者の代表を傍聴に招待するといった自主的な措置も會場內外でよく見られる。専門家は今年の地方両會の特徴として倹約、実務的、効率的を挙げる。新京報が伝えた。
■規模:人員削減、會議資料の簡素化
會議の人數、職員を削減し、資料を簡素化。「削減と簡素化」が、各地の両會のキーワードとなっている。浙江省の人民代表大會會議は參加者を約130人、省政協會議は約140人削減した。合わせて300人近くだ。陝西省の両會も県政協主席が列席しないなど、列席者を削減した。
會議資料も簡素化された。雲南省では配布資料を簡素化。會議速報の印刷部數は半分以下に抑えた。また、電子版形式で報道陣に提供し、文書印刷の無駄を最大限抑えた。會議と無関係のいかなる書籍、資料、宣伝物も受け入れず、配布しない。
簡素化は、細かい部分にも多く見られる。北京市の人民代表大會會議では、代表の名札は會場ごとに制作されるのではなく、代表が自ら持ち運ぶ。