ドイツのメルケル首相はこのほど、ドイツ政府のサイトを通じて、目下のグローバル経済が直面するチャンスと課題について、「中國(guó)はユーロ危機(jī)に際してドイツに強(qiáng)力な支援を與えてくれた。中國(guó)はユーロが長(zhǎng)期にわたり存在すると堅(jiān)く信じているからだ」と述べた。
メルケル首相によると、ドイツ?中國(guó)両國(guó)は良好な交流?対話関係を維持している。首相は今年7月に中國(guó)を訪問(wèn)する予定で、秋にはベルリンで両國(guó)政府間の協(xié)議が行われ、経済発展に存在するリスクや危機(jī)について話し合いが行われる見込みという。
メルケル首相は次のように述べた。現(xiàn)在のグローバル経済は成長(zhǎng)の軌道に戻るチャンスを抱えているが、借金でなんとかしようとしてはならないし、金融市場(chǎng)のバブルの脅威にさらされるわけにもいかない。そこで引き続き金融市場(chǎng)の監(jiān)督管理を強(qiáng)化することが必要になる。今年秋には主要20カ國(guó)?地域(G20)首脳會(huì)合が行われ、シャドーバンキングへの監(jiān)督管理について話し合いが行われる。現(xiàn)在、系統(tǒng)的な大手銀行の安定化では進(jìn)展があったが、シャドーバンキングへの監(jiān)督管理の取り組みはまだ十分ではない。
ユーロの危機(jī)について、メルケル首相は、「私たちは大きく一歩前進(jìn)したが、危機(jī)はまだ克服されてはいない」とした上で、ユーロ圏の一連の國(guó)は公債が國(guó)內(nèi)総生産(GDP)に占める割合が、歐州連合(EU)が「安定成長(zhǎng)協(xié)定」で設(shè)定した上限の60%を超えており、歐州は今後數(shù)年間は新たな雇用場(chǎng)所を創(chuàng)出し、科學(xué)技術(shù)水準(zhǔn)と経済の競(jìng)爭(zhēng)力を向上させることに力を注がなくてはならないと述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年5月14日