5月16日、ガザで爆撃を受け崩壊した住宅ビルのがれきの中、捜索?救助活動を行うパレスチナの人たち。
5月16日、ガザで爆撃を受け崩壊した住宅ビルのがれきの中、捜索?救助活動を行うパレスチナの人たち。國連安保理は16日、パレスチナとイスラエルの衝突をめぐる緊急會合を開いた。王毅國務(wù)委員兼外交部長(外相)が議長を務(wù)め、グテーレス國連事務(wù)総長、當(dāng)事國であるパレスチナとイスラエルの代表及び中露米英などの代表が出席した。
王部長は、「停戦と暴力の停止は一刻の猶予もならない。國際社會は緊急行動を起こし、全力で情勢のさらなる悪化を阻止し、地域の再混迷化を防ぎ、現(xiàn)地の人々の生命の安全を守らなければならない。中國は民間人に対する暴力行為を強(qiáng)く非難し、衝突の雙方に対して、軍事?敵対行動の即時停止を改めて促す。特にイスラエルは、自制を保ち、國連決議をしっかりと遵守し、パレスチナ民衆(zhòng)の住宅の取り壊しと撤去を止め、パレスチナ民衆(zhòng)の追放を止め、入植地の拡大を止め、イスラム教徒に対する暴力、威嚇、挑発を止め、エルサレムの宗教的聖地の歴史と現(xiàn)狀を守り、尊重する必要がある。パレスチナ側(cè)も、情勢の一層の激化を招き得る措置を避け、民間人を傷つけることを避け、情勢の緩和と沈靜化を共に図っていく必要がある」とした。
グテーレス事務(wù)総長は、「現(xiàn)在パレスチナ?イスラエル情勢は長年なかった深刻な激化を経験している。最近の暴力は死傷、破壊、絶望の悪循環(huán)を継続させ、平和共存という希望の見通しを一層つかなくするだけだ」と警告した。パレスチナのマリキ外相は聲明で、イスラエルによるパレスチナ「侵略」を強(qiáng)く非難するとともに、攻撃がガザ地區(qū)民衆(zhòng)に與えた被害を詳細(xì)に説明した。イスラエルのアーダン國連大使はイスラエル側(cè)の「対応行動」への理解を安保理に求め、「ハマスがパレスチナの民間人を盾にしてイスラエルの民間人に発砲したのはこれが初めてではない」とした。また、イスラエル側(cè)は民間人の死傷を防ぐために必要な措置を講じていると強(qiáng)調(diào)した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年5月17日