中國の李松軍縮擔(dān)當(dāng)特命全権大使は13日、ジュネーブで開催された國連「特定通常兵器使用禁止制限條約」（CCW）第6回運(yùn)用検討會(huì)議に代表団を率いて出席し、「人工知能の軍事的応用の規(guī)範(fàn)化に関する中國のポジションペーパー」を提出した。中國が人工知能（AI）の軍事利用の規(guī)制問題について提言したのは、今回が初となる。新華社が伝えた。

李大使は同日のインタビューに対し、「この政策文書は、中國がCCWの枠組みで初めて提出したAIのセキュリティガバナンス問題に関するポジションペーパーだ。文書は研究開発や配備、利用などAIの軍事的応用が関わる重要部分に焦點(diǎn)を合わせ、軍事分野で責(zé)任をもってAI技術(shù)を開発?利用する方法について解決策を提示した」と説明。

「AI技術(shù)の急速な発展と広範(fàn)な応用に伴い、AIのセキュリティガバナンスが國際社會(huì)共通の課題となっている。AI技術(shù)の軍事的応用は戦略的セキュリティやガバナンスルール、倫理などの面で計(jì)り知れない影響と潛在的リスクをもたらしうる。中國は、世界の平和と発展が多様な試練に直面する中、各國は共通?総合?協(xié)調(diào)的?持続可能なグローバル安全保障観を堅(jiān)持し、対話と協(xié)力を通じて、AIの軍事的応用を規(guī)範(fàn)化する方法についてコンセンサスを探り、有効なガバナンス?メカニズムを構(gòu)築して、AIの軍事的応用が人類に重大な損害、さらには慘禍をもたらすことを防ぐべきだと考える」と述べた。

また李大使は、「今回提出したAIの軍事的応用の規(guī)範(fàn)化に関するポジションペーパーは、中國が國際安全保障と新興科學(xué)技術(shù)の発展の狀況に対応し、國際安全保障ガバナンスを積極的にリードするうえで行った新たな重要な努力だ。AIの軍事的応用の規(guī)範(fàn)化は國家間の相互信頼の増進(jìn)、世界の戦略的安定性の維持、軍拡競(jìng)爭(zhēng)の防止、人道上の懸念の緩和に寄與し、包摂?shù)?建設(shè)的なグローバル安全保障パートナーシップの構(gòu)築、AI分野での人類運(yùn)命共同體の構(gòu)築推進(jìn)にも寄與する」とした。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月14日