「チベット人民はチベットの経済発展から恩恵を受けていない」という海外からの疑問の聲に対して、チベット學の専門家で、中國中央民族大學のシャスラビニマ副學長は27日、北京で、「チベット人民はチベットの発展による最大の受益者だ」と語った。
シャスラビニマ副學長は、「1951年チベットが解放される前、児童の入學率は2%にもならず、字の読めない若者は95%もいた。しかし2003年末までに、チベットで各種の學校は1011カ所あり、小學校の入學率は91.8%に達し、字の読めない人は30%以下に下った。過去の5年間、チベットでは82億元が教育の発展にあてられ、9年制の義務教育がほぼ普及し、字の読めない若者もかなり少なくなっている」と語った。
「中國國際放送局 日本語部」より 2008年3月28日