中國國務院貧困扶助開発弁公室の範小建主任は14日北京で、中國は今後、貧困地域の防災能力を向上させることに力を入れることを明らかにした。
範小建主任は「四川大地震への対応:貧困地域の開発と震災後の復舊」と題する國際シンポジウムで、「國務院貧困扶助開発弁公室は、引き続き震災後の復舊活動を進めると同時に、貧困扶助と災害対応に対する研究に力を入れている。自然災害の対応メカニズムをいち早く構築し、貧困地域の防災能力を向上させなければならない。それに、震災後の復舊と産業メカニズムの調整、貧困扶助のための人口移転と労働力の移転を融合すべきだ」と強調した。
2日間にわたるシンポジウムは、國務院貧困扶助開発弁公室とイギリス國際開発省の中國駐在事務所が共同主催したもので、専門家たちの間の交流を通じて、國際社會のよい経験を學び、震災後の復舊活動と貧困扶助の融合を実現させるためのメカニズムとルートについて討議する。
「中國國際放送局 日本語部」より2008年7月15日