注目を集める問題を検討する中國科學(xué)技術(shù)協(xié)會(huì)（CAST）の２０１１年度學(xué)術(shù)報(bào)告會(huì)が２９日、開催された。中國核工業(yè)集団公司（CNNC）科學(xué)技術(shù)委員會(huì)副主任で中國原子力學(xué)會(huì)顧問でもある葉奇蓁氏は、（１）東南部の沿海地域は経済成長が著しく、電力を多く必要であること、（２）東南部の沿海地域の電力網(wǎng)は比較的大きく、原発設(shè)備が故障しても電力網(wǎng)に影響を與えることがないため、まず、東南部の沿海地域に原発を建設(shè)する必要があると紹介した。

葉氏によると、內(nèi)陸部には原発が建設(shè)できないわけではなく、世界の６０％の原発は內(nèi)陸部に建設(shè)されているが、中國內(nèi)陸部はあまり経済成長が進(jìn)んでいなかったことから、最近ようやく原発建設(shè)を始めた。現(xiàn)在は湖北省咸寧、湖南省桃花江、江西省彭澤など內(nèi)陸部で原発建設(shè)が計(jì)畫されている。原子力安全法規(guī)の規(guī)定に従って選ばれた建設(shè)地はいずれも安全な場所だ。

世界トップクラスの原発技術(shù)

中國で運(yùn)転中の原発は第２世代の改良型原発で、世界にある４００カ所以上の原発の多くはこの型を採用している。中國の原発のレベルは20世紀(jì)末或いは今世紀(jì)初めのレベルに相當(dāng)するが、第３世代の原発に関しては、福島原発で発生した水素爆発事故のような深刻な事故を防ぐ措置を、新規(guī)の建設(shè)計(jì)畫に盛り込んでいく方針だ。中國は第３世代原発の導(dǎo)入と建設(shè)を進(jìn)めていく考えで、米國から浙江省三門にAP1000を２基、山東省海陽に２基導(dǎo)入したことから、中國の技術(shù)レベルは高まっている。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2011年3月30日