北京復(fù)興路10號の入り口で、「中華人民共和國鉄道部」（鉄道省）の看板が外され、「中國鉄路総公司」の看板に取り替えられた。中國の鉄道部門はこれまでの歴史に別れを告げ、新たな発展の軌道にのった。人民日報が伝えた。

これは歴史的な一歩であり、挑戦に満ちた一歩でもある。鉄道部の解體は、政府と企業(yè)の分離を?qū)g施するための必然的な條件だ。政府と企業(yè)が結(jié)びつくメカニズムの弊害により、市場が主動的な役割を果たさず、鉄道資源の合理的な配置が損なわれていた。また行政機能が強い力を握っていたことにより、公平な競爭環(huán)境の形成が妨げられていた。機能分擔の亂れ、曖昧な権限により、企業(yè)が負擔すべき経営職責を政府が負擔することが往々にしてあり、経営リスクが増加していた。これらの構(gòu)造的な弊害を解消するため、政府と企業(yè)の分離という大手術(shù)が必要となった。

鉄道部の解體は、政府枠組みレベルで政府?企業(yè)分離の障壁を取り払っただけに過ぎない。政府?企業(yè)の分離は、看板を取り払うだけの簡単なことではない。これは政府が過度な干渉の誘惑に勝ち管理を緩めることができるか、企業(yè)が経営方針の転換を図り、現(xiàn)代企業(yè)制度を構(gòu)築し、望ましい市場競爭環(huán)境を築けるかに関わる問題だ。この意義から論じれば、看板の取り換えは終わりではなく、始まりを示すものだ。