JPモルガンの第11回グローバル中國サミットが6月1?3日にかけて北京で開かれる。JPモルガンアジア太平洋地域副主席の李晶氏は記者會見で、「中國経済のモデルチェンジは本國の長期的な発展にとって極めて重要であり、アジア太平洋の持続可能な発展と世界のリバランスに対しても重要な意義を持つ。本サミットでは中國の改革がもたらす巨大な投資チャンスに焦點(diǎn)を合わせ、経済改革によって生まれる新たな経済成長源に注目する」と述べた。

中國経済：発展の潛在力に期待

李氏は、「中國中央銀行は経済の安定成長の流れを確保するため、金利?預(yù)金準(zhǔn)備率引き下げなどの金融緩和策を維持し、流動性の合理的な成長を維持する可能性がある。また一帯一路（シルクロード経済ベルト、21世紀(jì)海上シルクロード）、アジアインフラ投資銀行（AIB）、インターネット＋、新技術(shù)の発展などが、中國経済に持久力を注ぎ込む。金融?稅制?戸籍などの改革も、巨大な改革のボーナスを引き出す」と判斷した。

李氏は、「中國の経済構(gòu)造のモデルチェンジは、すでに新たなモデルになっている。消費(fèi)が投資に代わり、経済の最も重要な成長力になっている。サービス産業(yè)も製造業(yè)を抜き、経済の最大の推進(jìn)力になっている。インターネット、IT産業(yè)、環(huán)境保護(hù)、電子商取引、物流、醫(yī)療?健康、それから國民生活と関連する一部業(yè)界などは、いずれも中國の経済成長の新たな原動力と見所だ。中國経済の下半期の成果は上半期を上回り、通年の経済成長率は7％に達(dá)するだろう」と予想した。