ある投資家からの金融デリバティブが商業銀行に與えるリスクについての質問には「デリバティブ取引については一貫して反対している。商品が危険すぎ、當局も有効な監督能力を持っているとは限らない。十分注意が必要。デリバティブの評価はとても難しい。そんなものに投資することはありえない」と答えた。
中國経済の見通し
現地時間5月1日、バフェット氏は同社の重要株主であるビルゲイツ氏らと會食を行った。その席で話が中國経済の見通しになると「私は明るいと思う」と答えた。昨年の株主総會で同氏は中國経済をプラス評価した。
現在中國経済は徐々に安定を取り戻し始めているものの、構造調整は”生みの苦しみ”の時期にある。多くのエコノミストの間では中國経済の先行きについて見方が大きく分かれている。
そんな中、同氏は「中國経済に対する楽観的な見方は変わらない。問題がそれほど多くあるとは思われない」と話した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2016年5月3日