中國國務(wù)院はこのほど、李克強総理の承認を経て、「生態(tài)環(huán)境保護の第13次5カ年計畫（十三五、2016－2020年）」を発表した。

「計畫」は、環(huán)境の質(zhì)的向上を中心課題に據(jù)え、厳しい環(huán)境保護制度を?qū)g施する。◇大気質(zhì)?水質(zhì)?土壌汚染の防止、◇生態(tài)環(huán)境の保護と修復(fù)の強化、◇生態(tài)環(huán)境のリスクコントロール、◇環(huán)境ガバナンスの構(gòu)築と近代化の加速、◇環(huán)境管理システムの體系化、科學化、法制度化、細分化、情報化の水準向上、◇エコ製品の供給、――を通じて、「二つの100年」努力目標と中華民族復(fù)興の夢の実現(xiàn)を目指す。

2020年をメドに、生態(tài)環(huán)境の質(zhì)を全體的に改善する。生産?生活スタイルのグリーン化と低炭素化を進め、主要汚染物質(zhì)の排出量を大幅に削減する。環(huán)境リスクをコントロールし、生物多様性の低下を食い止める。エコシステムの安定性を強化し、生態(tài)環(huán)境のセーフティーバリアを整備。環(huán)境ガバナンスの構(gòu)築と近代化を大きく進展させ、生態(tài)文明建設(shè)と小康社會の全面的建設(shè)の目標実現(xiàn)を図る。

「計畫」は、次のような課題の達成を要求している。具體的には、◇汚染の源の管理強化、グリーン発展の基盤固め。◇質(zhì)的管理の深化、3つの行動計畫の実施。◇特別管理の実施、汚染物質(zhì)排出の削減推進。◇プロセス全體の管理、環(huán)境リスクの防止と低減。◇生態(tài)環(huán)境保護と修復(fù)の強化。◇制度刷新、環(huán)境ガバナンス構(gòu)築と近代化の推進。◇生態(tài)環(huán)境保護の國家プロジェクト実施と項目別の成果管理の強化。――など。

「計畫」は、生態(tài)環(huán)境保護「十三五」計畫の「拘束性」指標（拘束性指標とは、公共サービスや公共利益にかかわる分野における政府の関連部門に対する要求であり、政府は公共資源の合理的な配分及び行政手段の効果的な運用を通して関連指標を?qū)g現(xiàn)させなければならない）と「期待性」指標（市場機能の発揮を通じて達成を目指す指標）を提起する。

「拘束性」指標12項目の內(nèi)容は具體的に、◇地級市以上の都市での大気質(zhì)の良好な日數(shù)の比率、◇PM2.5濃度の環(huán)境基準未達成の地級市以上の都市での濃度低下、◇河川、湖沼など地表水の水質(zhì)基準がⅢ類（主に生活飲用水。二級保護區(qū)、一般魚類保護區(qū)、遊泳區(qū)）と同等かそれ以上の比率、◇森林のカバー率と蓄積量、汚染された耕地?區(qū)畫の安全利用率、化學的酸素要求量（COD）、アンモニア、二酸化硫黃、窒素酸化物など汚染物質(zhì)排出量の減少、――など。

「期待性」指標の主なものは、◇地級市以上の都市で重度またはそれ以上の汚染日數(shù)の比率、◇近海での良好な水質(zhì)の比率（Ⅰ類：主に水源水。國家自然保護區(qū)。Ⅱ類：主に生活飲用水。一級保護區(qū)、希少魚類保護區(qū)、魚?海老産卵場）、◇濕地の保有量、新規(guī)に砂漠化防止対策を?qū)g施した土地の面積。――など。

「計畫」は、地方政府が主體となり、責任を持って生態(tài)環(huán)境を保護すべきと強調(diào)し、その目標、課題、措置、重點プロセスを地域経済と社會の発展計畫に組み込むよう求めている。國務(wù)院の関連部門は責任を持って地方政府と緊密に連攜し、資金投入を強化、計畫実施に注力する。計畫実施にあたっては、年間管理と評価を?qū)g施。2018年末に中間評価、2020年末に期末評価を?qū)g施し、評価結(jié)果は國務(wù)院に報告したうえで公表する。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2016年12月6日