先日、トヨタ現(xiàn)社長(zhǎng)が米國(guó)議會(huì)にて一連の事件について質(zhì)問(wèn)をうけ回答をしましたが、「急激な世界的生産拡大?成長(zhǎng)が故に、安全性を重視せず云々???」ということでした。僕はこれには懐疑的です。というのも、これはどの企業(yè)にもあてはまることであって、決してトヨタだけが個(gè)別に特別にそういった狀況のグローバル企業(yè)でないということが大きな論拠です。もちろん、急激な生産拡大が「生産コスト、生産複雑性調(diào)整?管理コストバランスproblem」の失敗を引き起こした可能性は、少なからずあると思いますが、トヨタだけの問(wèn)題でないことから考えて、今回の一番の原因ではないと思います。
一方で、トヨタだからこそ、発生した問(wèn)題の論拠として、僕は「reputation gap problem」を挙げます。つまりトヨタは安全性を重視しすぎた、製品品質(zhì)を重視しすぎたことで今回の問(wèn)題を引き起こしたのではないかと思います。実際に、製品品質(zhì)がよければよいほどいいということは、間違いありませんが、実際の製品品質(zhì)100である場(chǎng)合に、ユーザーが製品品質(zhì)を100以上であると判斷することが過(guò)度におこりすぎたブランドとしての戦略失敗なのではないかということです。一般的には、実際の製品品質(zhì)よりもブランド価値によってユーザーがそれ以上の品質(zhì)であると判斷することは、戦略的にも間違ったものではなく、それが故に、ブランド力ある企業(yè)は他企業(yè)と同じ製品品質(zhì)でもより高額で商品を販売することができるわけです。
しかし、これが、ある一定の高度なレベルを超えて、なおかつそれが継続的?長(zhǎng)期的になると、「偶発的悪品質(zhì)」への対処ができなくなるのではないでしょうか。だからといって、製品の品質(zhì)を落とすべき、という議論を僕はもってきているのではなく、製品の品質(zhì)は高品質(zhì)のリーダーであるべきというブランド方針は合理的であると思いますが、常に「小規(guī)模のリコール」や、「小さな製品問(wèn)題」などを逐次意図的にユーザーにアピールするという手法が有効なのでないでしょうか。
品質(zhì)重視の経営、それは、最高品質(zhì)重視のユーザーを生み出してしまいました。企業(yè)は常に完璧ということは絶対にありえません。であるために、こうしたユーザーの意識(shí)は非常に危険なものになるでしょう。企業(yè)は、とことん最高品質(zhì)の企業(yè)という認(rèn)識(shí)をユーザーにされるのではなくて、失敗も犯すが相対的高品質(zhì)を生み出す企業(yè)というように、ユーザーに「免疫力」をつけながら、いかにマーケットにアプローチしていくかが重要でしょう。