ホーム>>中日両國>>社會 |
華人が日本で公務員に:多くの職務內容に守秘義務 |
発信時間: 2009-03-23 | チャイナネット |
|
役所で働く外國人相談員
日本各地の多くの官公庁の受付では、外國人、特に中國人に便利なサービスを提供するために、國家?地方公務員のほかに、華人の職員が働いている。
東京都足立區には多くの華人が暮らしているが、區役所の外國人相談窓口には柳啓華さんという華人の相談員がいる。柳さんが往年の有名女優?王丹鳳さんの娘であることはあまり知られていない。
柳さんは1985年に日本に留學。結婚後、日本企業を退職し専業主婦になった。1994年、神奈川県が日本の官公庁で初めて外國籍の職員を採用したが、足立區は當時區內に外國人、特に中國殘留孤児が多く居住していたことから、外國籍の「非常勤」職員の採用を決定した。最終的に、柳さんは筆記と面接試験に合格し、同區で當時唯一の外國籍の職員となった。
足立區役所で働き始めた頃、柳さんは戸籍課で外國人の登録手続きを手伝っていた。また、中國語と日本語のほかに、英語も堪能だったので、歐米やフィリピンなどから來た外國人に対する受付応対も擔當した。柳さんは現在、外國人相談員として、普段は同區に居住する外國人の結婚、保険、稅金申告などの各種手続きをサポートしているが、このほかに外國籍の區民の生活?仕事面の問題解決に向けた支援や各種資料の翻訳も行っている。
柳さんによると、外國人の來日?定住者數が次第に増加するのに伴い、首都圏の區役所などで外國籍の職員の姿を目にすることが多くなった。國が2008年4月に中國殘留孤児支援政策をスタートしてから、約200名の殘留孤児の帰國者が暮らす足立區もこのほど、専門部署を設置し特別に數名の中國籍の職員を採用したという。
柳さんは「日本各地の官公庁は必要に応じ、不定期で外國籍の職員を募集しています。募集のお知らせは普通、現地の広報誌に載せられます。ポストによって條件は異なりますが、一般的な順序としては、応募者が募集のお知らせに示された條件に基づき、まず小論文を送り書類選考に合格すれば面接試験を受けることになります」と説明する。現在足立區にはわずか7名の外國籍の職員がいるが、いずれも非常勤だ。また、法律の規定により、日本國籍を有していない者は國家公務員になることができないので、一般的な狀況から見ても、外國人「非常勤」職員が正規の國家公務員として登用されるのは容易なことではない。
だが、柳さんは官公庁で働く中で安定感を得ており、會社員のように激しい競爭や大きな圧力にもさらされていない。仕事の中で多くの在日外國人に関する政策?法規を學び、多くの知識を得ることができた。柳さんのような官公庁で働く「非常勤」職員は、1週間の労働時間が30時間と定められ、出勤?退勤時刻を自ら設定することできる。足立區の外國籍職員の給與は比較的少ないが、柳さんの家庭は日本的な習慣で主な収入源を夫の給與に頼っているので、給與の額について特に気にしていないという。柳さんは家庭の外で働くことで専業主婦のように孤獨感に襲われることもなく、多くの人のために自分の能力を発揮できる點に喜びを感じている。また、非常に有意義な仕事をしていると実感しており、仕事の中で疲れを感じることもないという。 ?チャイナネット?2009年3月23日 |
|