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思いやりのある日本(3)取るに足らないこと

タグ: 思いやりのある日本 日本印象 前新華社東京支局局長 冮冶 中國 

発信時間: 2010-04-15 13:15:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

前新華社東京支局局長 冮冶

思いやりのある日本(1)曇らないガラス 

思いやりのある日本(2)交通機関の遅延証明書 

取るに足らない些細(xì)なこと

知り合いのある留學(xué)生の話だ。その留學(xué)生は大學(xué)に行く途中、駅に著いた時に財布を忘れたことに気がついた。取りに戻ると授業(yè)に間に合わない。そこでその留學(xué)生は駅員に事情を説明してあとで払うと言うと、駅員は切符代のお金を彼女に渡した。何の借用書もない。ただ信頼だけが頼りだ。日本では時に信頼関係はこんなにも簡単である。

ある時、支社の家族が定期券を亡くし、駅の忘れ物預(yù)かり所で受け取ったことがある。この定期券はスーパーに落ちていて、拾った人がスーパーに屆け、スーパーがこの定期券が使える?yún)^(qū)間の一番近い駅に屆けた。拾った人が誰なのかはやはり分からない。こうしたことを聞くと本當(dāng)に頭が下がる思いがする。

私が最も典型的で人に優(yōu)しく便利な考慮だと思ったのは、実際には取るに足らない些細(xì)なことだった。浴室のシャワーカーテンを吊るす伸縮棒が壊れ、妻と一緒に買いに行った時のことだ。長さ1メートルほどの伸縮棒は重くはないが、持ち帰るのには少し面倒で、擔(dān)ぐと見栄えは悪いし、手に持てば人にぶつける可能性がある。

実際そんなことを考えなくても店の人は周到だった。伸縮棒を包裝し、その上から適當(dāng)な位置にテープを巻きつけた。そのテープには指一本を引っ掛けられるような物がついていて、指を引っ掛けて持つと伸縮棒は體の脇に寄り添い、誰にもぶつからず、持ち損ねて落とす心配もない。巻きつけられたテープは特製だった。

中國ではここ數(shù)年、都市建設(shè)の急速な発展で人に優(yōu)しく便利な対策がいたるところで見られるようになった。だがそれは止まることなく続けていく必要がある。

「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2010年4月15日

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