韓國チームは12日夜、2対0でヨーロッパ予選のチャンピンであるギリシャに勝った。それに続き、14日夜、日本チームはグループリーグE組初戦で1対0でカメルーンを下した。
中國國內で、「韓國や日本が勝つのも中國人の栄光」という見方が広がっている。というのは、「地球の人がほかの星の人たちに勝てば、それは地球人の栄光だ。それと同じように、私たちはアジア人だ。アジア人が勝てば、アジアの栄光だ。アジアの栄光だったら中國の栄光にもなるのではないか」という論理だそうだ。
こういう言い分は一見して道理に合うように思われるが、よく考えてみれば必ずしもそうとは限らない。日韓のサッカーファンに笑われるかどうかは別として、この論理に基づき、「韓國と日本が勝てば中國人の栄光」というなら、中國人は何もしなくていい。家にいながら、ほかの人たちが自分たちの栄光のために頑張るのを待っていればいいだけだ。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月17日