中國人民外交學(xué)會と日本世界平和研究所とが共催した「第4回中日関係討論會」は11日に北京で開催された。前國務(wù)委員、第5回日中友好21世紀(jì)委員會中國側(cè)座長、中國人民外交學(xué)會の高級顧問唐家セン氏は開幕式で「中日の戦略的互恵関係推進(jìn)を確固不動の方針とする」と題した基調(diào)講演を行った。彼はその講演の中で、中日の戦略的互恵関係のレベルアップ、両國関係の健全で安定した発展推進(jìn)に向け、平和、協(xié)力、友好の3つのテーマをしっかりとつかむ必要があると述べた。內(nèi)容は次の通り。

協(xié)力については、中日は雙方の立場に立ち、経済?貿(mào)易協(xié)力の推進(jìn)および構(gòu)造転換とグレードアップの加速をはかる必要がある。エネルギー環(huán)境、グリーン低炭素、循環(huán)型経済、ハイテク技術(shù)などの分野での協(xié)力を強化するほか、モデルとなる巨大提攜プロジェクトが必要となる。昨年以降、中日唐山曹妃甸循環(huán)経済パークは両國各界で高い注目を集めている。

中日はアジアに根を張り、地域協(xié)力の新たな局面を共同で築いていく必要がある。第一に、地域協(xié)力の將來的な構(gòu)造にかかわる重大な問題について密接に意思疎通をはかり、アジア発展の未來図を共に描いていく。第二に、地域経済の一體化に力を入れ、中日韓自由貿(mào)易地域に関する合同研究、東アジア自由貿(mào)易地域の建設(shè)を推進(jìn)し、域內(nèi)金融協(xié)力を強化するほか、アジアにおけるインターコネクションとインターワーキングの構(gòu)築を話し合い、メコン川流域開発などの方面で具體的協(xié)力を展開し、常に互恵?ウィンウィンの方向に沿って地域協(xié)力を推進(jìn)する。第三に6カ國協(xié)議の進(jìn)展と北東アジア平和メカニズムの共同構(gòu)築に力を注ぎ、朝鮮半島の平和と安定を守り、半島の核ゼロ化とアジアの長期平和に向け積極的に貢獻(xiàn)する。

中日は世界に目を向け、國際関係において協(xié)調(diào)?協(xié)力を強化する必要がある。國連、G20、APECなど様々な場を十分に利用し、世界経済の安定維持、國際金融體制改革の推進(jìn)、世界の経済管理メカニズムの改善など密接な意思疎通と協(xié)力関係を保ち、保護(hù)貿(mào)易主義反対などで互いを支持することができる。國連のミレニアム開発目標(biāo)の実現(xiàn)、気候変動、テロリスト、自然災(zāi)害、感染病への対応など世界的な課題に対し相互協(xié)力を展開する。中日は同じ資源?エネルギーの輸入大國として、両國の関連企業(yè)は資源開発、価格決定、輸送などの方面で戦略的協(xié)力を推し進(jìn)めることも可能だ。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2011年1月12日

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