盟友を求める小沢氏
11日、小沢氏はメディア記者に対し、次のように話している。今のところ內閣不信任案を出すつもりは無く、目下、參議院審議における増稅法案反対に重きを置いている。議員數の少ない野黨は協力対象となるかもしれない。
また、小沢氏は民主黨內に殘った鳩山氏と手を組むと語った。鳩山氏もそれを望んでいるという。鳩山氏が率いる派閥には20名ほどの議員がおり、野田陣営は彼らが小沢氏側につくのではないかと心配している。
7日、北京清華大學の世界平和フォーラムに參加した鳩山氏は質問に答える中で、內閣不信任案を支持する可能性を否定しなかった。一方で、不信任案は自身が在籍し創建した民主黨に対するものであり、決斷は難しいとも語った。
もし選挙が前倒しになっても、「國民の生活が第一」が小沢氏の思うような日本政界の「第三極」になるとは限らない。それは、新黨議員の多くが3年前に初當選した新人議員、いわゆる「小沢チルドレン」で、政界での経験に乏しく、選挙で敗れる可能性があるからである。
決起を求める地方