決起を求める地方
共同通信社によれば、小沢氏は河村隆之名古屋市長等、増稅に反対する地方の首長や、注目を集める橋下徹大阪市長等の地方政治勢(shì)力との連攜を求めているという。
河村氏と橋下氏はともにここ數(shù)年で頭角を現(xiàn)した地方政治のスターであり、若くて勢(shì)いもあり、それぞれ「減稅日本」政治塾、「大阪維新の會(huì)」を立ち上げて塾生を募り、そこから衆(zhòng)議院議員候補(bǔ)を選抜し、選挙に備えようとしている。
政策主張において、橋下氏は小沢氏と大きく異なり、野田総理に近い考えを持っている。10日、橋下氏は大阪維新の會(huì)が野田政権の掲げる選挙制度改革や地方分権等の考えに賛同すると表明し、暗に連攜の意を示した。
一部の政治アナリストによれば、橋下氏の真意は官邸入りであり、今度の衆(zhòng)議院選挙も、民主黨と野黨の対決ではなく、橋下氏率いる政黨が第三極として「権力派」になれるかどうかに挑戦する舞臺(tái)と見ることもできるという。ただ、日本の政界が再び「戦國時(shí)代」を迎えることになれば、政局が不安定で、長期的戦略に乏しい苦境が長引くことになるだろう。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2012年7月13日