日本政府はこのほど妄言を繰り返し、軍事挑発の「剣」とやらを中國にかざしており、中國と日本の関係を急速に悪化させた。數十年間に渡り蓄積してきた「中日は二度と戦爭をしない」という共通認識はすでに破壊されているが、これは安倍政権による蹂躙である。香港?中國評論通信社が伝えた。
日本の鉄の同盟國である米國は最近、日本の政権による行為を完全に放任しており、日本を厳しく監督しないばかりか、むしろその行為を黙認している。現在のアジア太平洋情勢の混亂は、米國の無作為が重要な要因だ。米國は傍観者の立場になりきっている。
米國はなぜ長期間に渡り、図に乗った日本に対して沈黙を貫き、効果的に制御しようとしないのか。日本の失態は、米國という後ろ盾があるためであり、誰をも恐れなくなっているのではないか。米國のアジア太平洋回帰は、平和的なコントロールを目的とするものだろうか、それとも戦爭による解決を目指すものだろうか。
このほど中日関係は安倍首相の発言により、武力で対立しかねない程度まで悪化している。傍観者になっていた米國も、ついに落ち著いてはいられなくなった。
中日関係が膠著化、さらには局地的な武力衝突に向かい邁進するのを見て、米國の一部の識者は、釣魚島(日本名?尖閣諸島)は現時點では解決不可能な問題であることを意識している。ブッシュ政権のスティーブン?ハドレー國家安全保障問題擔當大統領補佐官は、「中日雙方は釣魚島の主権を巡る係爭による緊張を緩和し、自制と対話による意思疎通を強化し、危機をコントロールし、軍事衝突を回避するべきだ」と呼びかけていた。米國務省のハーフ副報道官もこのほど、「米國は地域內の國家の良好な関係が、各國および米國の利益にかなうことを信じている。米國は外交およびその他の平和的な手段による、係爭の解決を支持する」と語った。