日本の防衛(wèi)省が、宇宙空間の警戒?監(jiān)視や人工衛(wèi)星の修理?補(bǔ)給を擔(dān)う「宇宙巡回船」の建造を検討中だ。時(shí)事通信社が10日、消息筋の話として伝えた。

　防衛(wèi)省は同省の目指す宇宙狀況監(jiān)視能力向上の一環(huán)として、宇宙空間を自由に航行する無人船を想定。2022年度予算概算要求に調(diào)査?研究費(fèi)1億円を計(jì)上する。実現(xiàn)時(shí)期は未定。

　「宇宙巡回船」はスペースデブリなどの衝突による衛(wèi)星の損傷を避けるため用いられる。また損傷もしくは故障が生じた衛(wèi)星の修理や燃料補(bǔ)給を行い、衛(wèi)星の耐用年數(shù)を延長し、使用コストを引き下げる。

　しかし軌道上を高速で周回する衛(wèi)星への接近には高度な技術(shù)が求められるため、防衛(wèi)省幹部は「実現(xiàn)できるか分からない」と述べた。

　防衛(wèi)省は宇宙空間、サイバー、電子戦を新たな作戦領(lǐng)域とし、関連能力の強(qiáng)化を始めている。日本初の「宇宙作戦隊(duì)」が昨年5月に発足し、主にスペースデブリ、隕石、不明の衛(wèi)星の監(jiān)視を擔(dān)當(dāng)している。

　?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?2021年10月11日