日本の外務省は12日、新任の林芳正外相と韓國外交部の鄭義溶外相が英國で、先進7カ國(G7)外相會合に出席した際に立ち話を行ったと発表した。林氏と韓國の外相の顔合わせは初めてだった。雙方は慰安婦などの問題をめぐり平行線をたどり、立ち話はわずか數分で終了した。
G7外相會合がこのほど、英國の都市リバプールで行われた。日本はG7參加國で、韓國は招待された。
日本の外務省によると、英國現地時間11日夜に開かれたG7外相會合の非公式の夕食會で、林氏と鄭氏が初めて顔を合わせた。日本メディアによると、この立ち話は韓國側から持ちかけられたという。
日本メディアの報道によると、第二次大戦中に強制徴用された韓國の労働者や慰安婦などへの賠償問題をめぐり、林氏は韓國側に「適切な措置」を講じるよう求めた。韓國外交部は12日夜、日本側の要求に対して鄭氏は韓國側の一貫した立場を改めて主張したと発表した。雙方の食い違いは依然として深刻だが、意思疎通を続けることで合意した。
林氏は11月に外相に就任すると、各國の外相と電話會議を開き、友好関係の促進を強調した。韓國メディアによると、鄭氏は林氏に祝電を送ったが返事はなく、通話もなかったという。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年12月14日