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szmolu.com |13. 09. 2022 |
日本人が見た中國の津々浦々⑦自転車高速道路體験記
文?寫真=小林正弘
清華大學法學博士
Genuineways.Inc ブランド保護顧問
中國で生活していると想像もしないことに遭遇することがよくある。その中には、電子決済、シェアサイクルなど、あっという間に全國に広まり、社會をダイナミックに変化させるものもある。
3年ほど前、私の住むマンションのすぐ前に自転車専用道路の入り口が開設された。警備員が常時待機して、自転車以外の乗物や歩行者が入らないように見守っている。面白そうだと自転車で乗り入れてみると、地下鉄沿線に設置された全長6.5キロの行程に信號は一つもない。途中にはトイレ、空気入れや自動販売機を備えた自転車用サービスエリアまで整備されている。まさに「自転車用高速道路」だ。
上り坂を進むと一気に視界が開け、遠くの山々が視界に広がった。眼下には地下鉄の駅や道路を走る車が見える。モノレールのように高所から美しい景観を楽しめる自転車専用道路は、無料で市民に開放されている。夜にはライトアップされ、ビジネスマンにとっては通勤ラッシュの回避、運動不足とストレス解消もできて魅力的だ。一日平均4000~6000人の利用があり、グリーンな交通手段として、二酸化炭素の排出削減など脫炭素社會の構築にも一役買っている。
この自転車専用道路は現在も拡張作業が進められているようだ。これが全國的に広まったらいいな。そんな期待を膨らませながら夕闇にライトアップされた道をひた走った。自転車専用道路とシェアサイクルを使った北京観光が新しいトレンドになる日はそう遠くないかもしれない。