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1952年、山西省平順県西溝村にある農林畜牧生産合作社で識字教育を受ける女性たち。 |
▽非識字大國から人的資源大國へ
新中國成立當初、中國の適齢児童の小學校入學率は20%以下、中學校入學率はわずか6%で、80%以上の人口が字を読めなかった。農村では非識字率が95%以上に達し、一部では一人も字が読めない村もあった。
中國は00年、「9年制義務教育の基本的な普及と青壯年の非識字者の基本的な一掃」を全國で実現するという戦略目標を宣言した。
教育部の周済部長によると、この60年間の教育の発展と成果は次のようにまとめることができる。それは(1)2つの飛躍:9年制義務教育の全面普及と高等教育の大衆化の実現。これは中國教育発展史においても2つの歴史的な飛躍といえる。(2)1つのブレークスルー:職業教育を絶えず発展させ、教育のマクロ構造調整において重要なブレークスルーを果たした。(3)1つの重大な歩み:公平な教育を実現するべく重大な一歩を踏み出した。(4)1つの確立:中國の特色ある社會主義教育體制の基本枠組みを確立し、中國の特色ある社會主義教育の発展の道を歩み始めた。
新中國成立60周年を前に、ひとつひとつの數字と事実によって中國の教育の進歩が世界に示される。平均教育年數でみると、中國の15歳以上の人口が8.5年、新規増加労働力が11年で、高等教育の學歴を有する労働者數は8200萬人にのぼり、発展途上國の中では上位に入る。
「中國は人口大國から人的資源大國になるという目標を実現した。重い人口負擔を巨大な人的資源の強みに変えた」と周氏は指摘する。
今年1月、中國は正式に「國家中長期教育改革と発展計畫綱要」に対する意見を公開で募った。これは21世紀に入り共産黨と政府が國の長期発展という現実的な需要に基づき、グローバル化競爭時代の要求に対応するべく制定した最初の教育計畫綱要であり、これから12年間の教育の改革と発展を導く骨子となる。
「國家中長期教育改革と発展計畫綱要」の制定により、60年の発展を通じて中國の教育が全面的に高い質の新しい段階に入り、子供たちがいい教育を受ける新しい段階に入り、人的資源強國の建設が新しい段階に入ったことを、中國の教育関係者は改めて認識するだろう。
?人民網日本語版?2009年9月9日