四川省の「華西都市報社」が2日18時にインドネシアから受けた電話によると、中國人7人の登山隊がインドネシアの原生林で足止めされており、食料はわずか4日分しか殘っていないことから、非常に緊急を要する狀態だという。中國登山協會の関係者は2日夜、同協會の擔當者や登山隊メンバーの家族はガイド會社と交渉中で、7人を救出するよう努力していると明らかにした。
今回の登山隊メンバーには、北京今典集総裁の王秋楊さんがいる。同集団に勤める高偉さんの説明によると、7人は國內でもよく知られた登山仲間で、1月24日に北京を出発し、インドネシア最高峰のジャヤ山に向かったという。
登山隊は1日8時にジャヤ山の登頂に成功。2日には現地ポーター27人とガイド2人、炊事擔當者1人と原生林を引き返し、5日後にはインドネシアの首都ジャカルタに戻るはずだった。
登山隊のメンバーである劉建さんは「華西都市報」の記者。劉さんの妻である肖さんは「電話は昨日18時に『華西都市報』にかかってきた。話した內容は、登山隊と原住民との仲はうまくいっていたが、原住民ポーター1人が體調を崩してから彼らの態度が突然、変わり、今後は荷物も運ばず、原住民について登山隊が下山することも許さず、原住民の村に半歩でも入ることを禁じたという。ジャカルタにたどり著くにはこの原生林を引き返すほかないと夫は言っていたようだ」と話す。
「チャイナネット」 2010年2月3日 |