國有企業(yè)改革などが殘した歴史的要因により、湖南省の60％以上の非公有制企業(yè)は単獨の労組機(jī)構(gòu)を持たない。したがって、賃金集団協(xié)議制度を確立している湖南省の企業(yè)は6000社余りで、全體のわずか10％ほどだ?！笍緲I(yè)員が協(xié)議する勇気がない」「経営者が協(xié)議したがらない」といった企業(yè)もあり、集団協(xié)議の推進(jìn)は依然として難しい。

「賃金の集団協(xié)議制度を確立できない主な理由は、賃金に対する認(rèn)識にある。長い間、労働者たちは賃金については経営者の言うことをすべて受け入れ、やることだけやって、お金さえ手に入ればそれでいい、協(xié)議する必要はないと考えていた」。湖南省総工會民主管理部の袁申輝部長はそう指摘する。企業(yè)內(nèi)で発生する労使間のもめ事は、表面上は賃金の分配問題に見えて、実際は、賃金を上げればそれで解決するような単純なものではなく、労働者の知る権利や豊かになる権利が軽視ひいては無視され、個人の価値の実現(xiàn)が望めなくなったことに端を発する場合が多い。したがって、集団協(xié)議の核心は、協(xié)議という方法を通して、それぞれの利益請求の平衡點を見つけることにあるのだ。

上海市は賃金集団協(xié)議制度の推進(jìn)に力を入れることで、正常な賃上げ體制を確立し、従業(yè)員の賃金が経済社會の発展や企業(yè)の利益と同じペースで上昇した結(jié)果、従業(yè)員の平均年収は2007年の3萬4707元から09年には4萬2789元にアップした。

天津市河?xùn)|區(qū)は業(yè)界性賃金集団協(xié)議を通して、従業(yè)員の賃金を大幅にアップさせ、業(yè)界內(nèi)の従業(yè)員の平均上昇率は10～20％に達(dá)した。黒竜江省ハルビン市道外區(qū)では、集団協(xié)議を行っている企業(yè)186社の80％が企業(yè)の利益が上昇し、85％が従業(yè)員の給與がアップした。

「賃金集団協(xié)議制度は従業(yè)員の合法的権益を守るため、従業(yè)員は大事にされていると感じ、會社のためにもっと一生懸命働こうと思います」と張軍良さんは話す。張さんの09年の年収は5萬元を超えた。これだけの収入があれば、長沙のような中等都市では、十分に尊厳をもって暮らしていくことができる。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2010年8月3日

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