花卉の本數(shù)や種類は、縁起のいい「9」と「6」からなっている。種類はバラを含めて6種類になっている。メインの月季の本數(shù)は9本で、ほかの五種は花卉は6本になっている。 「9」という數(shù)字ですが、発音は中國語では「久」の発音と同じである。このことから、「9」は「永遠(yuǎn)、長壽」を表す縁起のいい數(shù)字である。これにちなんで中國の敬老の日は9月9日に定められている。「9」は、また頂點(diǎn)となる「10」まで後一歩の數(shù)字なので、古くから「止まることなく生息する、前向きに進(jìn)む」という意味が與えられた。 「6」の場合は「仕事や暮らしが順風(fēng)満帆である」という意味につながっている。大學(xué)統(tǒng)一試験の受験生や新しくスタートする人などへの最高の祝福は「順風(fēng)満帆」である。それを表すものとして6種類の果物のプレゼントを贈る、6種類のおかずをいただくなど、「6」の付いたものが好まれる。五輪という盛大なイベントでも、「9」と「6」は生かされた。 9本の「中國紅」の月季や6種類の花卉でできた花束「紅紅火火」は、「世界各國からの選手が前向きに頑張って欲しい」という勵ましや、「いつまでも元?dú)荬恰㈨橈L(fēng)満帆でありますように」という祝福が秘められている。 「中國國際放送局 日本語部」より2008年8月26日 |