中日の軍事関係が緊張狀態となることはない
「環球ネット」:それでは、巖國先生は中日の軍事関係が今後一種の緊張狀態に陥るとお考えですか。
巖國哲人氏:中日間の軍事関係は、緊張関係へ向かうとは限りません。米國のオバマ大統領は、沖縄普天間飛行場の問題で、日本に大人の対応を求めました。中國は、普天間問題について何らの意見も表明したことはありません。今に至るまで、米國の海軍陸戦隊は沖縄に駐留し続けています。中國はこれまで、この米軍部隊が沖縄から出て行くよう言ったことはありません。ある角度から言えば、中國は一種の現狀維持を望んでいるのです。だから私は、中日の軍事関係が緊張狀態に陥ることはないと思うのです。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2010年8月3日