◆日本人は冷靜に
ロシアが両島に配備する兵器はすでにかなり時代遅れのものだとアナリストは分析する。実際、ソビエト解體以降、北方四島の防衛はずっとかなりの手薄だった。
ロシアの軍事誌の編集長は「日本人の頭を冷靜にするためにも、われわれは軍備を増強する必要がある」と話す。
◆11億4000萬ルーブルを出資して島の経済を発展
ロシア政府は日ロが爭う島嶼で軍事配備のほかに、経済社會の全面的な発展を実現したいと考えている。
今年3月、「2011年南クリル諸島社會経済発展計畫」を発表、択捉島に新空港建設、國後島のメンデレーエフ空港修繕、色丹島の道路修復、ユジノクリリスクに港建設?國後島に水産加工工場建設などの計畫が盛り込まれている。
ロシア政府はさらに、択捉島の燃料供給システムと、ユジノクリリスクの水道や下水道などの排水システムの整備を考えている。
一連の経済発展計畫を推進するためにロシア政府は11億4000萬ルーブル(約4119萬ドル)の拠出を計畫している。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年5月13日