中國とASEAN関連諸國の努力により、雙方は當事國による話し合いを通じた南中國海問題の解決という原則を遵守しており、同問題は改善の兆しを見せている。中國は「外部勢力はいかなる口実でも介入すべきでない」と明確に警告する一方で、ASEANとともに「南中國海における行動規範(COC)」の制定に向け努力していきたいとの意思を表明している。
ASEAN諸國の外務大臣は會議前、法的拘束力のある「行動規範」の策定に向け、初歩的な話し合いを行ったが、フィリピンが提起した南中國海を「平和、自由、友好、協力地域」とする構想について、ASEANは支持する意向を示さなかった。中國は「東アジアサミットは南中國海問題について討論するのに適した場ではなく、南中國海の論爭は関連の主権國家が直接友好的な話し合いを通じて解決するべきだと」の見方を示し、ASEAN諸國もこれに賛成を示した。
黃所長は、「東アジアサミットは東アジア協力メカニズムを補充するものであり、當該地域の各國は議題の設定から制作設定にいたるまで発言権を堅持するべきだ。中國の発展と拡大は、衝突を避ける上で最大の保証となる」と語った。
「人民網日本語版」2011年11月23日