■米國の意図は自國民の注意をそらすこと

中國社會科學(xué)院の孟威副研究員は「中國はすでにネット犯罪の最大の被害國の1つとなっている。中國を含む多くの國は多かれ少なかれネット侵入の被害に遭っている。サイバースパイ、機(jī)密竊取、サイバー攻撃などの犯罪行為は世界が共通して抱える問題となっており、ネットセキュリティは非常に厳しい狀況に置かれている。この點にかんがみ、多くの國は國際協(xié)力を積極的に模索し、國際規(guī)範(fàn)の構(gòu)築によってネットセキュリティを守ることを望んでいる。中國は一貫して責(zé)任ある姿勢で國際協(xié)力に參加し、誰の目にも明らかな貢獻(xiàn)を果たしてきた」と指摘した。

米國は國家安全保障におけるネットの重要な意義を熟知し、インターネットを新たな戦略空間と見なしている。米國は國益の観點から、ネットの占有により他國を制約しようとする一方で、警戒心を強(qiáng)め、他國を仮想敵國とすら見なし、ネット発言権の主導(dǎo)という目的を達(dá)成しようとしている。米國はネット普及率が高く、ネットへの依存度も高いが、政府のネットセキュリティ対策?管理はおろそかだ。他國由來の脅威を非難することで、自國民の注意をそらし、自らの責(zé)任を他國に転嫁することもできるのだ。

「人民網(wǎng)日本語版」2011年12月16日