日韓両國(guó)による軍事演習(xí)に活発な動(dòng)きが見られる。先ほど、日米韓は初の大規(guī)模な合同軍事演習(xí)を?qū)g施し、『情報(bào)包括保護(hù)協(xié)定』が順調(diào)に調(diào)印されるかに見えた。しかし6月29日午後、日韓両國(guó)は同協(xié)定の署名の延期を発表した。同協(xié)定は韓國(guó)國(guó)民の強(qiáng)い反発にあい、日韓両國(guó)の軍事提攜が世論の支持を得ていないことを反映した。日本新華僑報(bào)網(wǎng)が伝えた。

米國(guó)が両國(guó)関係を取り持とうとも、『軍事情報(bào)包括保護(hù)協(xié)定』という名稱から「軍事」を削除しようとも、日韓両國(guó)の政府が各自の利益により結(jié)びつこうとも、両國(guó)間にはさまざまな問題が存在し、日韓関係の脆弱さが露呈された。

日韓両國(guó)には歴史認(rèn)識(shí)問題があり、竹島（韓國(guó)名：獨(dú)島）を巡る爭(zhēng)いや、未解決の従軍慰安婦問題がある。これらの問題のいずれかが深刻化すると、日韓関係が一瞬にして冷え込む恐れが生じる。第二次世界大戦において、韓國(guó)は日本による植民地支配を受けた。數(shù)十年間の時(shí)が流れても、日本人が韓國(guó)人の心に殘した罪悪は消えていない。歴史認(rèn)識(shí)問題は両國(guó)にとって、一觸即発の敏感な問題となっている。

韓國(guó)と日本の関係は、中國(guó)と日本の関係ほど緊密ではなく、表面的な友好にとどまっている。両國(guó)関係に影響を與える要因は、歴史認(rèn)識(shí)問題と領(lǐng)土問題だけではない。日本の財(cái)界が今年4月、「日本が韓國(guó)に抜かれる」とする観點(diǎn)を初めて発表したことを受け、日本社會(huì)に動(dòng)揺が走った。日本のGDPは2030年に韓國(guó)に抜かれ、「先進(jìn)國(guó)から転落しかねない」と予想された。

日本では現(xiàn)在、韓國(guó)に抜かれ「先進(jìn)國(guó)」から転落する懸念が広がっている。日韓の感情的対立は日増しに深刻化しており、わだかまりの存在する両國(guó)が同じ道を歩むことはないだろう。

日韓両國(guó)の軍事関係は、技術(shù)レベルのみにとどまるだろう。両國(guó)間には踏み込んだ提攜を行う基礎(chǔ)がなく、基本的な政治?戦略面の信頼関係が確立されていない。日韓両國(guó)の軍事関係に活発な動(dòng)きが見られるが、複雑な東アジアの安全環(huán)境において數(shù)多くの不確定要素が存在し、軍事提攜が両國(guó)にとって敏感な話題となっている。日韓の軍事提攜が、最終的に実を結(jié)ぶことはない。(文＝蔣豊　「人民日?qǐng)?bào)海外版日本月刊」編集長(zhǎng)、「日本新華僑報(bào)」編集長(zhǎng))

?中國(guó)網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?　2012年7月4日

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