中國財務部の樓継偉部長は先般、地方債に関する研究?調査を計畫しており、地方債をいくつかのレベルに分け、レベルごとに対策を採ることを明らかにすると同時に、地方政府の債務規(guī)模の拡大傾向を食い止める必要があると強調した。歐米系格付け會社のフィッチ?レーティングスは先般、中國の地方政府の債務拡大の具體的な狀況によって、人民元建て債券のランクを下方修正する可能性もあるとの警告を発していた。29日付中國証券報が伝えた。
中國の地方政府の債務規(guī)模を世界各國と比較すると、中國の現(xiàn)在の地方債務の規(guī)模はコントロールできる範囲內(nèi)であると筆者は考える。統(tǒng)計によると、2012年、地方政府の債務殘高と中央政府の債務殘高は23兆500億元で、國內(nèi)総生産(GDP)に占める割合は44.38%である。國際通貨基金(IMF)のデータによると、2012年の日本政府の債務殘高の対GDP比は244.07%にも上り、アメリカは105.35%に達している。債務の狀況が比較的良好なドイツ、フランス、イギリスの債務殘高の対GDP比はいずれも70%を上回っている。國際的な基準によれば、政府の債務殘高の対GDP比は100%以內(nèi)に抑える必要がある。中國の比率は他國と比べなお低く、現(xiàn)在のところシステマティックリスクは存在しない。