國務院の溫家寶総理は21日、東京で行われる第4回中日韓サミットを前に、東日本大震災で深刻な被害を受けた宮城県?福島県を訪れ、被災地の人々を見舞い、中國政府と人民の心からの慰問の意と、日本の再建に向けた支持を表明した。

溫総理は國內外の記者に向け、「今回私が福島県と宮城県を訪れ、被災地の人々を見舞うことを決めたのは、中國人民の日本人民に対する心からの同情と慰問の意を直接伝えるためだ。今日私は、大災害が日本人民にもたらした大きな傷を目の當たりにし、とても重い気持ちだ。地震と津波は被災地の人々の故郷を破壊したが、彼らの意思と信念は打ちのめされていない。日本の人々が困難を克服し、すばらしい故郷を再建できると信じている」と語った。また、「自然災害の前には、人類は運命共同體だ。中日は一衣帯水の隣國であり、相互に助け合い、協力を強めなければならない。中國で大災害が発生した際、日本政府と人民が力強く支援してくれたことを我々は忘れない。中國政府と人民は、日本の被災地救助と再建を引き続き支持していく。中日友好の基礎は両國の人民にある。雙方の共同の努力を通じ、中日関係が絶えず改善?発展することを信じている。これは両國と両國人民の根本的利益に合致するだけでなく、アジアと世界の平和と発展にもプラスとなる」と述べた。

「人民網日本語版」2011年5月22日