◇帰國後の就職 困難を極める
資料寫真:厳しい?就活?狀況に直面する中國の新卒者たち
日本で就職するのが難しいのであれば、卒業したら帰國して就職すればいいのでは?と思うだろう。だが、「帰國して就職したいと言ったら、父母の大反対に遭った」と、ある中國人留學生は語っている。なぜなら、彼を日本に留學させるために、親は大金をはたいている。親としては、なんとしてでも自分の子どもに「勝ち組」の人生を歩んでほしいと願っているのだ。海外留學帰國者のことを、留學先の國で殘れなかった「負け組」だと見なす人が多いのが中國の現狀である。
早稲田大學留學中のある學生の話によると、中國の研究機関に勤める彼の父親は、日中國交回復直後に日本に留學している。當時、日本の大學の學部卒業者であれば、帰國後もその就職先は引き手あまたであった。だが今は、院卒者でも帰國後の就職が難しくなっている。海外留學経験者がもてはやされた時代は去り、帰國しても就職難の社會から逃れられない時代になっているのだ。
◇就職戦線ダブルパンチの原因は?