近ごろ、釣魚(yú)島をめぐって様々な出來(lái)事が次々に起きている。香港の活動(dòng)家は8月15日、日本の巡視船に妨害される中で釣魚(yú)島に上陸し、主権をアピールした。19日には、日本の右翼分子が上陸し、中日間の釣魚(yú)島をめぐる爭(zhēng)いは緊迫化した。釣魚(yú)島問(wèn)題は、中日間の長(zhǎng)期にわたる歴史的競(jìng)爭(zhēng)の縮図というより、西太平洋地域の地理?政治の移り変わりの一つの兆候と言うべきだろう。地政學(xué)的に言って、釣魚(yú)島の現(xiàn)狀が変わることは間違いない。

◇國(guó)力が高まれば釣魚(yú)島を再び支配できる

1つ目は「國(guó)境動(dòng)態(tài)論」。簡(jiǎn)単に言えば、國(guó)境は國(guó)力の変化に伴って絶えず変わるものである。第二次世界大戦時(shí)、ドイツはこの見(jiàn)方を生存圏を拡張するための理論的根拠とし、地政學(xué)は學(xué)術(shù)界から批判された。特定の時(shí)期の特殊な狀態(tài)がなくなる。これは一般的に言って、國(guó)境動(dòng)態(tài)論に基本的な歴史事実が反映されたためである。一國(guó)の國(guó)力が高まり隣國(guó)の國(guó)力が低下したとき、その國(guó)の國(guó)境は外に広がり、その逆の狀況では縮小する可能性が高い。例を挙げると、ソ連の成立時(shí)から第二次世界大戦が終わるまで、ロシア?ソビエト連邦社會(huì)主義共和國(guó)は急激に勢(shì)いをつけ、國(guó)境は西、南、東の3方向に拡張した。逆にソ連崩壊後、ロシアの國(guó)境は大幅に縮小し、大量の國(guó)土を失った。同様に、近代中國(guó)も勢(shì)いが衰えているため、清朝の全盛期と比べて中國(guó)の國(guó)境は東西南北どの方向を見(jiàn)ても大幅に縮小し、東方向では臺(tái)灣および釣魚(yú)島を含む島を失った。勢(shì)いをつける今、國(guó)境動(dòng)態(tài)論に基づき、中國(guó)が釣魚(yú)島を再び支配することは十分可能だ。